会計ソフト経理・法律に関する情報税理士 田中先生のワンポイントアドバイス

銀行から融資が受けられない理由とは

掲載日2025年7月31日

借入を複数の金融機関に申し込んでも断られてしまう、融資が受けられないのは、金融機関サイドからすると融資できない理由があるからです。

融資の申し込みが通らない主な理由として次のようなことが考えられます。

1.決算書に問題がある

粉飾決算を疑われていたらまず融資の審査は通りません。債務超過状態でも難しいのが現実です。赤字決算については、経営改善により黒字化できることを示せれば可能性があります。

2.返済能力に問題がある

決算が黒字でも借入金の返済原資(資金)に疑問を持たれると融資は通りません。

金融機関では、融資期間にわたり返済する能力があるかどうかを収益力や流動比率固定比率などから総合的に判断しています。

3.資金使途に対して疑問がある

事業資金融資は、融資金が事業に正しく使われて会社に利益をもたらし、その利益から融資の返済が行われることを前提に実行されます。

銀行サイドが、融資が事業と関係ないこと、例えば他社への貸付やリスクの高い投資などに回される可能性が高いと判断した場合、融資が通らないことがあります。

4.税金・社会保険の滞納

税金や社会保険料を納付期限までに納めずに未納状態であると融資の審査にはマイナスです。金融機関から納税証明の提出を求められたら誤魔化すことはできません。

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