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税理士田中先生のワンポイントアドバイス
消費税の輸出免税(消費税還付)商工会議所へ加入するメリットとは
(2025年7月1日掲載)
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令和7年度税制改正による基礎控除や給与所得控除の見直しについて令和7年12月以後の源泉徴収・年末調整について
(2025年7月1日掲載)
掲載日2025年5月30日
中小企業退職金共済制度(中退共制度)は、独力では退職金制度を設けることが難しい中小企業について、国が中小企業を支援する形で設けられた退職金制度です。
本共済の運営は独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部が行っています。加入するには、事業主が中退共と退職金共済契約を結ぶことになります。
中退共の主なメリットは次のとおりです。
新しく中退共制度に加入する事業主や、掛金月額を増額する事業主に、掛金の一部を国が助成してくれます。
掛金は、法人企業の場合は損金として、個人企業の場合は必要経費として、全額非課税となります。
(注)資本金の額または出資の総額が1億円を超える法人の法人事業税には、外形標準課税が適用されます。
従業員ごとに掛金月額を選択できます。また、加入後いつでも増額できます。
(注)掛金月額を減額する場合は、一定の条件が必要です。
一定の要件を満たす従業員については、掛金納付月数などの通算ができます。
退職金は、勤労者退職金共済機構から直接、退職者の預金口座に振り込まれるため、事業者には手間のかかる事務手続きがありません。
(2025年7月1日掲載)
(2025年7月1日掲載)