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年末調整の間違いに気が付いたら

掲載日2025年1月31日

2024年度の年末調整は定額減税もありさらに面倒が増しました。やっと年末調整を終えて一段落してから年末調整のミスに気が付くこともあります。

今回は年末調整の間違いに気が付いた場合の対応方法を解説していきます。

1.2024年度分の年末調整の場合

  • 年末調整の修正期限(2025年1月31日)までに年末調整の間違いに気が付いた場合
    年末調整の再調整を行います。
  • 2月1日以降に年末調整の間違いに気づいた場合
    企業側で修正することはできません。そのため、従業員自ら2月16日から3月15日の間に確定申告をおこない正しい税金を申告する必要があります。

2.2023年度分以前の年末調整の場合

  • 追加徴収となる場合
    追加徴収では、企業が税務署に対して従業員の不足している税額を納付します。この追加徴収分は、企業から従業員へ請求することになります。
  • 還付となる場合
    還付(支払った税額が過大)の場合、従業員が税務署に請求をおこなって還付を受けます。

※この情報は2025/1/29の情報メールでお届けした内容です。

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